同人音楽感想雑記

同人音楽の感想をメインになにかを書き捨てていきます。雑食。

出展側、参加者側ともにお疲れ様でした。
今年は主に人数と暑さがこれまでの比ではなかったですね。

いつもだいたい9時ぐらいに流通センターに到着する感じなのですが、電車を降りた段階からホームでボトルネックが出来るなんてことはこれまではあまりなかったような気がします。第一展示場への待機列にしても、いつもより後ろに配置されていましたし、大手サークルの行列は尋常じゃないところがいくつありましたね。昼前ぐらいに一度外に出た後、再入場しようとしたら、まだ一次入場の人が入りきってないから再入場ちょっと待ってくれなんてことがありまして、明らかに人増えてるよなぁというのが実感されました。盛り上がるのはいいことかなぁと漠然と思うんですが、いったい原因はなんなのでしょう。前日にニコニコ超会議をやっていて、そちらで充足される層も一定数いそうなんですがね。そういえば出展側も今回は抽選があったのでしたっけ…。

さて、戦利品ですが、今回は買うつもりのものがなかったり、買うつもりでなかったものを買ってしまったりというのが多くてかなり懐の枯渇との戦いがありました。特にやられたのがKrik/Krakさんですね。まさかblogで告知していたもの以上に旧譜を用意されているとは思いませんでした。

Epitaph、EpitaphⅡ、黒い森、黒い森ボーナストラック集、Nursery Rhymes、Nursery Rhymes2 “たそがれ道化師”、アーキタイプの井戸の怪物、リプレイ月紅レコードと、Sette Colori以外の旧譜はあらかた揃っていましてここでの予定外出費が結構痛かったです。(勿論買いましたが)。初めてM3に参戦したときからずっと気にかけてたサークルさんでしたが、これまでは毎回名前はあるが実態は不参加というのが続いていて、もはや都市伝説の類なのではないかと噂をしていたところ、やっと! やっとのこと出くわすことが出来ました。本当に感慨深いです。これまでに語りつくされているであろうことから、特別に取り上げる予定はありませんが、ひっそりと楽しみたいと思います。

あと、事実上取り上げることはなさそうなので旧譜系の獲得状況を少々。
同人音楽初心者の雑記様でことあるごとに話題に上がるサタアラさんと、リリハルさんの旧譜を一揃いいただきました。こちらもこれから聞くのが大変楽しみです。

とりあえずリッピングを頑張ることにします。皆様、お疲れ様でした。お楽しみはこれからです。

気になっているところを未来日の記事で整理していくことにします。随時更新。
買うか買わないかは当日まで悩むことになりそう…。

追記(20140415)

ていうか公式のサークルリスト来ましたね。
今後、暇を見つけて更新をしていくことになると思います。よろしくです。

追記(20140426)

一通りさらい終わったかな…。やっと。
時間がないのでここの記事に載せていないのもかなりありますが、
おいおい、個別記事等で触れていければいいなぁと思っています。

あちこち視聴して回れば回るほど、欲が出てくるのがM3でして、
今はチェックリストから泣く泣く斬る馬謖を選定中…財布の限界が怨めしい。

さて、明日は快晴だそうですね。
M3は何故か微妙に天候が思わしくないことが多いので、ちょっと珍しいですよね
ではまた明日。皆様に(そして自分に)よい出会いがありますように。
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やっとカタログゲットしてきました。
こんな時でもないととらのあなとか行かないんですが、行くたびに変な緊張感があります。私が行くのはだいたい池袋なんですが、ビルが移転してアングラ感が漂いだしてからは特に。以前のとらのあなビルは逆に潔い感じがしてたんで、あの一角に入るところで吹っ切れていたのですが、今はエレベーター待ちしてると、DiskUnion目的の人とか、スイーツ目的の人とご一緒することになるので、つい心の中で(年に二回ぐらいしか来てないんやで…)という無駄な抵抗をしてしまいます。

さて、歓送迎会で使った額考えると今回相当自粛しなくちゃ財政的にまずすぎるのですが、ひとまず一通り視聴めぐりしてみないとわかりませんかねぇ…。公式HPでのサークル一覧がアップされたら、本格的に巡っていこうかなぁという感じで、とりあえず見える範囲で友の会ニュースにアップされているところを一巡りしていたらピンと来たのがひとつ。



「魔道超絶技巧ギターリスト」とか自分で喧伝しちゃう外連味たっぷりなところがセンサーに反応しましたが。視聴聞いてもグッと来ましたね。技術もさることながら、流れていくような、旋律の美しさがよいと思います。要チェックだなぁ。

気になるところのまとめはボチボチ更新していく予定です。

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葉月ゆらさんのC85での新譜「Gothica III」(左)と清風明月名義での新譜、「竜と炎の物語 ~Dragon and Flame Story~」(右)です。

結局、C85のモノは今のところこの2枚しか手元にないという感じですが(入手しやすかった)、惜しげもなくまとめて紹介してしまうことに。(次いつ更新できるかもわからないので^^;)

さて、視聴をしていたにも関わらず、事前の感想では二枚もイメージの似たもん出して大丈夫なのか?と少し心配をしていたのですが、いざ聴いてみると随分と2枚の印象は違いましたね。「Gothica III」についてはタイトル通りゴシック押しという理解でブレはなかったものの、「竜と炎の物語」については、同路線のメタル要素強めっていう勘違いを何故かしておりまして…。聞いてみたらこちらは往年のRPGのBGM的な疾走感のあるエピックな感じのメタルで、平時だとこっちのが聞いててテンション上がりますね。あと、曲調のバリエーションが思ったよりありました。まぁどちらも個人的にはヒット曲が入っていたので、購入時は片方に絞るか迷ったものの、結局両方にしといてよかったと思ってます。

さて個別にちょっとだけ。

「Gothica III」
1. ネクロフィリア・ロマンサー
2. 蜜纏いし白の姫君 ~Snow White~
3. スリークイーンズ

4. フタリゴト
5. 聖痕サクリファイス
6. 双星と立ち枯れの森
7. イノチ蝕ムアイ
こちらで特に気に入ったのは頭の3曲。(というか、3.スリークイーンズのインパクトが強すぎて、その後の曲についてはなんか物足りなくて印象に残りづらいという感じでした^^; 詳細は下で)

1.ネクロフィリア・ロマンサーですが、Mamyukkaのオッカさんがコンポーザーとして参加されている曲で、実は視聴段階ではこれが一番お目当てでした。アルバムコンセプトに基本は従ってはいるものの、オッカ節全開のおもちゃ箱をひっくり返したようなワチャワチャした曲でとっても楽しい作りになっています。Mamyukkaさんはじめ、ハロウィン的な賑やかな曲が好きな方はこの曲の為だけでも手を出してみてもいいかも知れません。裏で相当賑やかに音を鳴らしているにも関わらず、破綻せずまとまっているのは流石としか言えません。

続く2曲目、2. 蜜纏いし白の姫君 ~Snow White~はタイトルから察せられるように、童話「白雪姫」を下敷きにした曲です。それ自体はこの手のコンセプトアルバムとして珍しくはないものの、本作の特徴としては、物語音楽としての場面(テンポ)転換の気持ちよさ・上手さと、サビの部分やコーラスパートのシンフォニックで壮大な盛り上がりでしょうか。転換に関しては、ベテラン葉月ゆらさんの器用さが活きてますね。場面に応じた情感がしっかりと表現されてるので、メリハリがあって飽きのこない曲です。

そして上でも少し触れた3.スリークイーンズ。完全にノーマークだったに関わらず、今や一番ハマっています。一言で言うならまさに『こいつはくせえッー!』。もうなんか色々な意味でクサい。
まず設定。吸血鬼モノのオリジナルシナリオで、詳細は割愛するものの聞いてるほうがなんか恥ずかしくなるぐらいの世界観。クロセカあたりのサンホラ好きな人にはたまらないのではないでしょうかw 語りもその頃のサンホラ的な雰囲気がビシビシと感じられます。次に男性ボーカル・コーラス。このりさんという昔にニコニコ動画で活動されていた方らしいのですが、これがまたとても癖になる。いかにも声楽かじってますというような発声で、低音も高音も艶があってとても素晴らしいですねー。そしてメロディー。変拍子が気持ちいいです。特にAメロBメロ部分のボーカルが裏のテクニカルな進行に合わせて音階移動するところなんか、よく歌うなぁと感心してしまう感じ。とにかく総じてインパクトが強く、その後の曲なんかほとんど頭に入ってこなくなるような曲です。これが一曲目だったら危なくオッカさんの曲も物足りなく感じしてしまっていたかもしれない…。おそろしや。

「竜と炎の物語 ~Dragon and Flame Story~」
1.ガナンドラの魔術師
2.少女と黄金竜の物語
3.純潔と時の天秤
4.サラマンドラの踊り子
5.雪の華
6.告解の部屋 ~蜜薬ランガージュ~
7.Granat
お気に入りは、1曲目、2曲目、4曲目。

まずは1.ガナンドラの魔術師。インスト曲なのですが、こいつのせいでこの後の曲がRPGの曲にしか聞こえなくなりました。ある意味このCDの中で一番インパクトのある曲だったことは間違いないですね。混沌とした入りから、物語の始まりへ向けた前日譚のような展開をしっかりと感じさせる…。こういうインストはたまりませんね。

そして2.少女と黄金竜の物語。ほぼこれが表題作と言ってもいいのでしょうか。ボーカル有りの曲では一番お気に入りです。壮大で疾走感のある曲。戦闘とかでかかっててそう・・・というかかかっていて欲しい。駆け抜けるようなテンポと弦楽器がとても気持ちよくて、部屋で一人、遠慮なく体を動かしながら聞いていたいですね。少しだけ残念なのは、ボーカルのパワーがもっとあれば…というところで、若干声が出きっていないところが、もうちょっと!という感じでした。ゆらさんのCDなのに言うことじゃないですけどね…。もっと硬質でパワーのあるボーカルだともっと輝きそうな曲だよなぁ…。

4.サラマンドラの踊り子は一転して民族音楽的なリズムとギターが気持ちのいい曲。情熱的で、題名がきっちりハマってますね。でもゆらさんのこういう雰囲気の曲ってなんか珍しい気がします。結構ノリノリで歌っているように感じられますし、今後も(コンセプトにもよるのでしょうが)こういうの挑戦して欲しいですね。(もっと艶があるといいかも)。しかし前半の曲と同じ人が書いてるのか…と、Dropさんの多彩さに少し驚きました。

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というわけで葉月ゆらさんの2枚でした。前回の秋M3で買ったものをすべて取り上げられてもいない中、次が来月に迫っているという現実から目を背けたかったのか、C85の作品を取り上げてしまいました。もう秋M3の残りは雑記でまとめて短評乗っけるような感じにしようかな…。特に気に入ったやつは大体個別で記事書けた気もしますし。やる気よりも文章書くのが下手すぎてキーボード打つ手がなかなか進まないのがとても残念です。

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-PF AUDIO-さんのM3-2013秋の新譜「The storyteller of sound」です。

こちらは最初「a blue」という、やなぎなぎさんがボーカルで入られた作品で知ったサークルさんなのですが、浮遊感のある、キラキラとした雰囲気が好みで一発で好きになりました。ジャンルとしてはエレクトロ・ポップとロック、という感じでしょうか。すごくエモいです。ボーカルさんは完全固定というわけではないですが、どの曲も曲に合った、透明感のある感じに仕上げられていて、作品としての統一感がしっかりあるのも好感度高いところ。常連さんはいます。

本作もこれまで同様すごくいい出来です。

まずはトラックリスト。

    01:Yule / feat.Φ串Φ
    02:囁きは真夜中に / feat.きよの
    03:chapter / feat.Φ串Φ
    04:魔法遣いの話 / feat.きよの
    05:Slow Motion Sorrow / feat.Φ串Φ
    06:escapes from predicament / feat.きよの
    07:円上遡行線 / feat.Φ串Φ
    08:月光と機関車 / feat.きよの
    09:Screen / feat.Φ串Φ
    10:Craspedia / feat.きよの

スルメ曲ばかりです。ただ、若干パンチ不足感はあるものの、スルメ曲になるぐらいリピートかけられるだけの力のあるサウンドだと思います。先ほど統一感あると書きましたが、一曲でも気に入る曲があるなら全体で好きになれるんじゃないでしょうか。あと中身にはあまり関係ないですが、ジャケットが所謂同人同人してないので人には薦めやすいですねw

今回特に気に入ったのは、01.Yuleと02.囁きは真夜中に、07.円上遡行線、08.月光と機関車、09.Screenの5曲。共通点を挙げるとすれば全体の中ではメロディアスな曲が多いかな? という感じ。先にも書いたとおり全体のレベルが高いので他の曲もよいです。多分ですが、歩行中に聞くことが多いので速度感のある曲のほうが再生回数多いというのが真相かな?

今回2年ぶりということなので、あまり多作のサークルさんではないですが、この調子で活動を続けてくださると本当に嬉しいです。

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Casketさんのブースで頒布されていました、M3-2013秋新譜「Musicatlas P. I」になります。

奥歯に挟まったような物言いになっておりますのは、Casketさんのソロプロジェクトじゃないからで、厳密に言えばMusicatlas編纂委員会になるんですかね。

さて、本作
''非"「民族風」宣言 トラッド直球勝負!
という実に力強いキャッチコピーで取りまとめられたシロモノ。

まさしく、安易な民族“風”音楽が蔓延る昨今のご時勢に物申さんとばかりの一枚です。もともとCasketさんはアイリッシュトラッドを一番素のものからアレンジ効かせたものまで、さまざまな形で提供し続けてきたサークルさんですが、今回は世界中からそれぞれの伝統音楽を持ってこようと、コンピレーション的に発足させたプロジェクトみたいですね。でも所謂今ではマイナーな(失礼)伝統音楽を再現できるようなコンポーザーがそんなにいるのだろうかw とか、別に伝統音楽ならなんでも好きなわけじゃないから、当たり外れがありそうだなぁとか、色々考えながら購入を決めました。あ、ちなみに私は民族風も大好物です。

さて、そんなこんなで今回集まったのは7つの地方。
曲名 地方  サークル名
1.たこ焼き(TAKOYAKI) Japan  ゆるふわ軒
2.Belle qui tiens ma vie France  ライネムジーク
3.Llegada Bolivia  ジャージと愉快な仲間たち
4.Así que sueño, me gustaría volar en el cielo Spain  Cajiva's Gadget Shop
5.tants Balkan  Re.baro'
6.Tokyo set Ireland  Casket
7.祈雨 Indonesia  LapiLapi
結論から言うと心配事はすべてが杞憂に終わりまして、これまでのCasket作品同様、延々とリピートでかけ続けておいて気持ちのよい一枚でした。本作のようなインストメインの伝統音楽CDについては、私はほとんど環境音楽的な聴き方をしておりまして、いかに日常のバックミュージックとして流し続けられるか、というのは大きなポイントだったりします。特に、家事ですね。掃除洗濯アイロンetc.の傍らで流すには主張の強い音楽よりはインストが望ましいと感じます。

さて、中身に少し触れますと、確かに''非"「民族風」です。遊びがない、というと否定的な雰囲気になってしまいますが、なんといいましょうか、直に知っている地方であれば、 そこで流れていて違和感のない仕上がりになっている、と感じました。また、知らなかった土地の、どこかで聞いたことのあるような旋律も、あらためて併記された地方のものだと思って聞くとなんとなく感慨深いです。その土地に行ってみたくなりますね。知っている土地の音楽の再現具合からして、知らない土地の音楽も再現されているのでしょうから、こういった切り口から興味をもつのはアリなのかもしれません。

民族風の氾濫に嫌気が差しているとか、でも本場の音楽って取っ付きにくいとかいう人はお試しにいいかも知れません。このプロジェクトはこの後も続くようですので、数出てないうちのほうが入りやすいかもですね。

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mamyukkaさんのM3秋新譜「深海図鑑」になります。

mamyukkaさんはミュージカル成分多めの物語音楽系サークルさんで、もう活動も5年ほどになられてるのでそろそろ常連・老舗感が漂ってきてますね。初期作と比べると、最近の作品はSEや台詞、音の盛り込み方が熟れてきていて凄く安心して楽しむことができます。雰囲気を作るのがすごく上手いのと、メロディーがとにかく魅力的なので、コンセプトにピンと来ればツボに嵌ること間違いなし。

さて、今作のテーマは「深海」ということで、なんじゃそれと最初思ってましたが歌詞カードに導入のシナリオがちゃんと記載されていました。あんまり中身のネタバレもよくないので、特設サイトからちょっと引用。

一度しか会ったことがない祖父が亡くなり、その遺産として彼の自宅兼研究所を受け継ぐこととなった少女、カイ。母と共に、遠い遠い海辺の田舎町に辿り着くと、そこには海の上に建つ機械じかけのカラクリ屋敷が待っていた。屋敷の中はよくわからない実験器具、大量の本、恐ろしげな生物標本の山。そしてその本の中から、カイは彼の深海図鑑を見つける――

というような感じで、「深海図鑑」を片手に祖父の足跡を辿りつつ深海を巡る、短編連作のような作りの作品です。そして聞けば分かるのですが、深海という言わば異界特有の妖美な、そしてロマンチックなイメージが表現されているのが今作ならではの特徴でしょうか。mamyukkaさんの作品は基本的に好みの傾向に近いのですが、今回はその中でも抜きん出てますね。2011年春の「天体カタログ」がこれまでの中でのベスト選出だったのですが、それに並ぶぐらいの大ヒットです。これまでmamyukkaさんに手を出してないって方にはこの2枚はとりあえず聞いてほしいですねぇ。

さて、トラックリストはこちら

01.深海エレベーター
02.深海図鑑
03.蒼の海底都市
04.アロワナ進化論
05.Monsieur de Mendaco
06.やみのそこで

01.の深海エレベーターはインスト曲ですが、もしかしたら白眉はこの曲かも。物語の幕開けとしての位置づけの作品ですが、役割の全うぶりが本当に素晴らしいですね。名前の通り深海へとつながる長大なエレベーターがテーマの曲ですが、重々しい雰囲気と徐々に沈降していく様がまるで目に浮かぶようです。これでもかというぐらいに、わくわく感を掻き立ててくれますね。そしてその雰囲気を引き継いで続く02.深海図鑑。遺品の深海図鑑を片手に深海を旅する姿が楽しげですね。サビの歌詞上で取り上げられる耳慣れない深海生物の名前が凄くいい雰囲気を作っていると思います。

03.蒼の海底都市は少し珍しい男性ボーカル曲。若かりし祖父がかつて偶然たどり着いた海底都市がテーマ。祖父がいかに深海に取り付かれて恋焦がれたか、という熱い思い(盛り上がり)が歌声から伝わってくるのがグッド。このボーカルの方(しゅーずさん)、歌ってみたで活動されている方なんですね。まったく知らなかったんですが、動画ではエロティックな歌い方している作品が伸びているみたいなので、少し意外な感じ。04.アロワナ進化論は深海で見た夢…? なんというか表現するのが難しい曲ですが全体的なオシャレな曲の雰囲気の中、夢の中で出会ったお姉さんが纏う不思議さが際立ちますね。今回唯一台詞があるのがこの曲。

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Monsieur de Mendacoは童話的な一番の異色作。みんなのうたとかで流れてそうですね。設定が深海をモチーフに祖父が主人公に遺した絵本、ということのようで、一聴してその辺掴めるのは凄いなぁと思いました。やりたいことが表現できてるってのは、すごくポイント高いです。06.やみのそこで はアルバム全体としてのアウトロ、といった趣。わずか一分ほどの曲ですが、海の底の静謐な様子と、それでいて確かに息づいている生命、というところが感じ取れます。

というわけで、今回は当たりのmamyukkaさんでした。毎回色を変えた作品出してくれるので、合う合わないにかかわらず今後とも楽しみです。

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ちびっこフォーク(星名優子)さんのM3-2013秋新譜の「Alice in HALLOWEEN PARTY」です。

こういうのが出てくると、やっぱM3は秋だよなと思ってしまいます。というのも、凄い個人的な話ですが、ハロウィンに絡んだ音楽が凄い好きなんですよね。Mamyukkaさんの恒例のハロウィン企画とか毎年すごく楽しみにしているわけなんですが、それ以外にもハロウィンをテーマにしたクオリティの高いCDが発表されたのはとても喜ばしい限りです。後は余談ですが、今年はサンホラの新譜がありましたよね。これもハロウィン絡みでものすごくテンションがあがったわけなんですが、なんとM3の前日にコンサートがあって、そのための聞き込みにかまけてM3の準備(視聴)の手間を惜しんでしまったのが思い出されます。玉石混交の視聴を諸々あたるのも楽しいんですが、サンホラ聴いてたらそんなのちょっと後回しになっちゃいますよね(コラ

さて、本題。このCD、この間のM3の新譜の中では多分一番聴いてます。なんでかって言うと、上でも書いたようにハロウィンっぽいのが好きってのも勿論あるんですが、単純に聴いててとても楽しいんですよね。基本的にはゴシックな雰囲気でまとまっているんですが、曲ごとにそれぞれ表現が工夫されていて、とっても多彩な仕上がりになっています。ハロウィンならではのガチャガチャとした雰囲気がばっちり描かれているのが好感度高いですねー。あと、星名優子さんもそれに合わせて様々な声音で歌われていて、それぞれがハマっているのが凄いです。かわいい声、妖艶な声、クールな声、どれが素なのかわからないぐらい、どれも決まっています。ゴシックな雰囲気に抵抗のない方には間違いなくおすすめ。

トラックリストはこちら

01.アリスの呟き
02.カボチャの国のアリス
03.魅惑の紅茶
04.空想の乙女心
05.ハートの晩餐会
06.永久回路の夜
07.御伽のアリス

01.アリスの呟きは物語の導入のような曲。時計のカチッカチッとなる音は何かを予感させるのにいい働きをしますよね。コーラスの余韻とあいまって情感たっぷり。02.カボチャの国のアリスは、メタル感のある、というかV系ちっく?な曲。ギターがいい感じで走ってるのが好きなのと、裏で荒ぶってるチェンバロの音色が気持ちいいですね。あとサビ前に入る\スッパーン!/ってのが楽しすぎます。その度にテンションめちゃくちゃ上がります。03.魅惑の紅茶は一転、ジャジーな曲調です。いい雰囲気の中で、こちらに向けて語りかけてくるような星名優子さんの歌唱がたまりません。この曲、基本的には妖艶な雰囲気で歌ってらっしゃるのですが、Cメロ?で入るロリロリした箇所がすごく印象に残りますね。

04.空想の乙女心は多彩な曲たちの中でも一番の異色作。デジタルロックで終始ピコピコしてます。楽しい(小並感)。最初聴いたときは面食らったのですが、曲としてコンセプトに反しているということもなく、全体通してみると問題なく溶け込んでました。丁度ど真ん中に配置されているということもあって、箸休め的な役割をうまく担っている曲でした。05.ハートの晩餐会は、舞踏会!みたいな感じの曲ですね。チェンバロで刻まれる三拍子のリズムが心地よいです。首切りの女王がテーマになっているだけあって、中身(歌詞)の狂気的にはこの曲が一番。

06.永久回路の夜はガッツリバンドサウンドですねー。悲鳴から入るところがたまりませんw サビ周りの疾走感が超素敵なんですが、それも曲の展開上でしっかり緩急がつけられているからでしょうか。トリック・オア・トリート! 〆は07.御伽のアリス。しっかり拍刻むドラムで縦ノリする中でピアノ・チェンバロが走るAメロが好きすぎます。細かいSEとかちょこちょこ仕掛けが入っているのも楽しい。6曲目と7曲目が好きな人が多そうですかね。どちらも“らしく”て、キラーチューンとしての風格バッチリ。

このサークルさん、これまでのM3では視聴で落としていたような記憶がなくもないのですが、だとすればちょっと評価を改める必要があるかも。次は休譜もすこしあたってみねば。

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新年一発目は、Laralastudioさんの第二作目「OZ」です。

第二作目です、と知った風な感じで書きましたが、私がLaralastudioさんを認識したのはこの間のM3がはじめて。今回一聴惚れして前作も合わせて購入したのですが、なんで前回見逃したんだ…? というぐらいのクオリティで本当にびっくりしました。楽曲の完成度が凄い高いとか、力があって聞かせる歌唱とか、個々で褒めたいところ沢山あるんですけど、どの楽曲も、どのフレーズも耳に残るっていうのが何より凄いなと。比較に出すと他方から文句出る気もしますが、サンホラに比べても外れがない印象ですね。リピートが止まりません。うーん、どれだけ緻密に曲書いてるんじゃ…。

さて、本譜は以下六曲

01 equal
02 rolling
03 Rainy waltz
04 ゆらゆらムーンライト
05 溜息
06 sky drawing

全体的な曲調としては…、ロックってまとめていいんですかね。ロックメインに、曲ごとに緩急がつけられているので飽きないつくりという感じ。本当にどの曲も外れがないんですが、個人的に特に気に入ったのは「02 rolling」と「04 ゆらゆらムーンライト」です。

「02 rolling」は疾走感があるロックサウンド。雰囲気、岸田教団&THE明星ロケッツさんの楽曲に近いです。ギターサウンドの格好良さと、若干投げやりな雰囲気の歌唱表現が近いと感じる要因でしょうか。岸田教団好きとしては、ここまで匹敵するサウンド他で見たことがなかったので大歓喜です。ていうかこれボーカル変わったとか言われたら気づかなかったんじゃないかな…。

「04 ゆらゆらムーンライト」については、曲がどうこうとか言うより、サビの中毒性が好きポイント。一度聴けば頭から離れないこと間違いなし。これコンビニとかでよく流れてる有線放送で流したりなんかしたら、問い合わせ殺到するんじゃないでしょうか。それぐらいのキャッチーさ、聴きやすさ、完成度だと思います。それ以外にも後ろで刻んでるギターを筆頭に楽曲が凄く心地いいので安心して身をゆだねるような聴き方が出来るのもいいとこかなと。

いやぁ、Laralastudioさん本当にオススメです。前作みたいな物語とのコラボと今回みたいな楽曲のみの構成、どっちが主宰の方のやりたいことなのかはまだわかりませんが、いずれにしても着いて行き続けるぐらいの気持ちですね。

※追記

おそらくですが、春M3の事前視聴のときの気持ちを思い出したところ、ジャケットで撥ねたような気がしてきました…。同人音楽って、もちろん音楽がメインなんですけど、ジャケットに気合入ってるところのほうが総じて中身のクオリティも高いところあると思うんですよね。なもんで、「新規サークル」×「気合入ってないジャケット」×「同じく、特設ページ」のコンボで見逃してしまった、ような感じかなと…。反省だなぁ。

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします(遅)

年末前は仕事で、休み入ったらあちこち飲んでまわり、年明けたらPC環境のない実家におり、仕事始まったらいきなり修羅場で帰れないという感じで、結果1月も半ばになってのご挨拶となりました。なかなか思う様には更新ができませんね。まだここの更新が日常に馴染んでいないというか、ルーチンとして組み込まれていないなぁ、と感じます。基本的に日常行動が優先されてそれで一日が終わってしまうとその他のことに手が回らないポンコツなので…。

さて、とは言っても今のところモチベが下がったということもないので、ボチボチ更新していければと思っています。新年の抱負というわけじゃあございませんが、昨年までの記事に比べてひとつひとつを簡潔にまとめていければと思います。その方が回転あがるかなーとか。基本的には引き続き前回のM3新譜を中心に記事を書きつつ、冬コミケのも書けたら書こうかなぁという感じです。

改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

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