2記事目にこんなに早く手がつけられるなんて吃驚。

■somuniaRoomNo.001
RoomNo.001

 インターネット上で声と歌の活動をされているというsomuniaさん。正直このM3まで存じ上げませんでした。今回目に入ったのは、がおがおさん繋がりです。なんとこのM3では「めろめろ♡いんすと~る!」での新譜がないとの報を受けショックに沈んでいた中、なんとがおがおさんが作曲で参加されている一枚があると聞きつけました。そんな無聊を慰める一枚。この「RoomNo.001」全体を通しての感想としては、somuniaさんらしさがジャケから歌声から、ともすれば委託をしているはずの音楽まで浸透していて、歌われている姿が目に浮かびそうなのがかなり好感です。ややアンニュイなかわいさ。1曲を除いて、ご本人が作詞をされているのも大きいのかも知れません。

 というわけで中身。1曲目「Rainy magic」は、実はがおがおさん作曲ではないのだけど一番好きかも知れない…。初のCDの第1曲目ということで、自己紹介代わりって感じですね。冒頭の『私は――
から少し間を空けての、『―― somunia.のブレイクが超印象的。かわいいし、耳がとにかく気持ちよいフューチャーベース。作曲はgaburyuさん、憶えました。 続く2曲目「Internet girl」(タイトルがドンズバでsomuniaさんですよね)と3曲目「Midnight swimming」は待望のがおがおさん作曲。「Internet girl」は"らしさ"全開のがおがお節で、耳に入った瞬間にがおがおさんだってなるメロディラインがとにかく癖になります。一方で、めろめろ♡いんすと~る! の突き抜けたキュートさとは一線を画すのがsomuniaさんの落ち着いた歌声。雰囲気がガラッと変わりますね…素敵です。Cメロの切実感な雰囲気もよし。「Midnight swimming」は抑制的に推移していたメロから盛り上がる展開が心地よい一曲。 4曲目はCapchiiさん作曲の「各駅停車」。この曲は歌詞がいい。ゆったりとしたテンポと、強めに入ってるバスが胸に響くのをじんわりと感じながら耳を傾けるのがいい感じ。この曲はサンクラに挙がっているのでリンクをぺたり。 ラスト、「melt memory」。〆の一曲はがおがおさん。この曲は感傷的なメロディーに広がりのあるサウンドと、多用されている小道具的なSEが印象的。主線はまったりしているのに、細かく入るSEと、裏で流れる別ラインのメロディだったりが最後まで飽きさせずに聞かせてくれます。 

■コトノハルカナ『Candy Pop Party

CandyPopParty 

 語感(五感)で聴く電波。

 我ながらなかなか悪くない表現だと思ったり。上述のsomuniaさんに並べてしまうと本当に対照的な、元気で可愛いくてアッパラパーな一枚。聴いているとなんとなく元気になれる、大好きなコトノハルカナさんですが、今回はすごく突き抜けてます。一番最初に好きになった時のコトノハルカナさんはこんなんじゃなかった気がするんだけど、これはこれでありですね…。ちなみに、音ゲーで採用・収録された曲も本作に入っているとのことで、コンセプトはさて置き、立秋さん的にはかなり気合の入った新譜のご様子。

 さて最初に「語感(五感)で」とか言ったのは、このアルバム、全体通して擬音語・擬態語とか、オノマトペ的な歌詞が支配的なんです。しゅわしゅわクラクラぐにゅぐにゅほわほわつるつる…なんてほんとごく一例。こいつらがBPM高めのEDM、ダブステ的なクラブミュージックと組み合わさることで恐ろしい中毒感を生み出している。 その中でも特に気に入ったのはまず3曲目「てるやま」。この曲はアルバム全体の色がハイテンション&キュートな中で、異彩を放っている曲で、地面に音を押し付けるような重たいのサウンドの上に、ひたすらアンニュイに繰り返される「てるやま」のワード(全然何言ってるか分らないと思いますが)。個人的には往年の名電波曲「猫鍋」を思い出してしまいました。改めて聴き比べると全然ちゃうんですけど、なんかこう、ね。 そして5曲目「×ロ×◇×ロ∨∧゜∨」。これは【めろめろめろんぱん
】と読むようです。初見で分る人、いるのかな。さて、曲はザ・ハッピー電波。そんなメロディに乗せてひたすらメロンパンへの愛が表現されます。オノマトペ的には『カリモフ、フワコロ、サクポロ…と、あぁわかるわかる的なものが使われていて、これがまた語感がいいんですよね。あとカリカリモフモフのコピペ思い出しました。途中で入る台詞『本当のメロンは食べられない 実はメロンは好きじゃないが耳に残りまくる。そして共感。

■Eternal Melody『End Of The World
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 すっごくかっこいい(小並感)

 Eternal Melodyさんは過去に1枚買っていてそれも良かったんですが、初めて男女ツインボーカルで出されたこのシングルは更にいい。硬質で切り裂くような黒崎朔夜さん、高音でも伸びのあるkikyowさん。お二方の歌声は全然違うわけではなく、雰囲気の近いところとそうでないところがあるのが、合わさった時の一体感になっている気がします(なんのこっちゃ)。ジャンルはサークル紹介の言葉を借りれば「ゴシック×トランス」。疾走感がキーワードです。

 1曲目はインストの「avarice」。上でトランスとか書いてますけど、これは言うならデジロック? テクノな浮遊感のあるサウンドに、泣きのギター。終盤のギターからキーボードが引き継いでいくあたり好きです。そして曲間なくそのまま流れ込むように続く2曲目「Separated Emotion」。Bメロの二人の掛け合いからのハモリで突入するサビが美しい。そしてCメロの裏から疾走を始めるギター。ベタだけどほんとかっけぇな。 3曲目「QUALIA」。圧 倒 的 中 二 感。そして ア ツ さ 。この曲は歌詞を見ながら聞いて欲しすぎる。なんとなく流していて印象に残る感想が一変すると思う。作詞の人のセンス、好きだ。