同人音楽感想雑記

同人音楽の感想をメインになにかを書き捨てていきます。雑食。

カテゴリ: M3-2018春

所感①と書いたのが自分なりの意気込みの表れとも取れる。

あ、友人が今回参加のM3から感想を綴り始めましたので、リンク集に新しく追加しております。差し支えなければ飛んでいただければと。自分と違って既に今回手に入れた新譜については全ての感想をアップ済みですし、更に過去の記事を漁って行くと、SoundHorizonのかなり興味深い考察記事があったりします。特にneinのコンサート映像への言及って他にないんじゃないかしらと思います。正直尊敬している友人です(ダイマ)。

Aute Couture『Happy Rebirth and Darkness


 MISLIARのKOKOMIさん、実験台モルモットの谷琢磨さんの合同サークル。KOKOMIさんはAsriel時代は何作か手に取らせていただいていましたが、MISLIARとしては初。実験台モルモットさんも初という。完全初のサークルさんです。実は今回、自分史上初めて、元々チェック外の作品を「映像上映コーナー」を見て購入したのがこちらの作品になります。その要因は複数ある気がしていて、フックのある男女ツインボーカルだったり、元Asrielの方の作品にしては映像から感じる色調がパステルっぽいなという驚きだったりですが、一番は聴いていて気持ちがよかったというのに尽きる気がします。さて、

 その辺は置いておいて中身に入ると、1曲目(ほぼ表題?)『Happy Rebirth Day』はM3ですら珍しいイースター(復活祭)をテーマにした楽曲。明るく跳ね回るような曲調で、トランペット・ピアノが奏でるジャジーな印象が素敵です。正直、宗教的な意味でのイースターよりは、キリストの復活というネタにちなんで、この曲を聴く人の新しく明るい世界への再誕(意識変革?)を高らかに歌い上げるような楽曲です。(そもそもイースターの読み替えに“
Happy Rebirth Day”ってないんですよね)。それはさて置いても曲頭の暗く妖しいスタートから、底抜けに明るく光や幸いを感じるような曲調への展開、そしてその曲としてのハーモニーのよさは特筆すべきものがあると思います。色々書いたけど、楽しさ・美しさだけで聞く価値は大。 2曲目、『堕悪Side ロマンス』はイースターではなく、ハロウィンモチーフの楽曲。この曲も男女ツインボーカルの美しさが如何なく発揮されています。男声が耽美寄りであることが気にならないのであれば、ぜひ聴いてほしい。 

■GLUE WAVES『Simulacra

https://s2.booth.pm/94af2b63-b2ff-4014-a123-051769cb6614/i/841071/97158279-0d7d-44dd-a21c-c5ceba79deb0.png 

 自分としては今回初めてのサークルさんです。HPをたよりに調べた感じだと、6作品目でしょうか。作詞作曲がMooさんという方のほぼ個人のサークル? とは言えボーカル陣の固定ぶりを見るに、ラブジュ的なイメージが近い建付けなのかもしれません。試聴においては、1曲目でズームアップされたサビと思われる箇所のカッコよさ、そこに続く、2曲目のクール且つ外連味を感じる和っぽい
楽曲が見せる片鱗が決め手でした。

 さて、その期待を裏切らず通しでもカッコよかった1曲目『Agnostic Ruler』。クロスフェードでは聞けなかった範囲ですが、個人的にはサビ前のBメロが物凄く好みでした。サビの盛り上がりに向けてテンションを上げるように駆け上がっていくメロに痺れました。2曲目は『Things Past』。和ロック全開のノリなのに、全英詩という、あれ? という楽曲です。一方で滅茶苦茶演歌的(は言い過ぎかも知れないけど)こぶしの効いた節回しで歌唱されていて、全英詩なのに海外の方ヒアリングできるんだろうか?!的な雰囲気が凄く愉快。疾走感と、切り結ぶようなSE、合間に挟まる歌舞伎的な掛け声が心地よく嵌っていて、よくありそうな気もする和ロックに、楽しさと勢いを与えられている気がします。3曲目は『Chivalry』。ボーカルトラックだけ聞いてると、Bassyさん作曲の茶太さん曲??みたいな雰囲気を感じてしまいました。歌詞の流れを追うと、タイトルの通り「騎士道精神」を題材に据えた、バンプの『グングニル』みたいな曲と言えば伝わりやすいかもしれません。ブラスの力強く明るい音が“暗闇を払う 光のセレモニー グローリーデイズ”を感じさせます。

■inktrans『At Last.


 昨年春から注目株の、inktransさんのM3-2018春の新譜です。通しでの感想としては、過去作の例に漏れず、弾むような、浮遊するようなメロディラインがとにかく心地よい一枚です。1曲が短いこともあって、4曲通すのは実はあっという間なのですが、心地よさ過ぎていつの間にか何週ループしているか分らないほどだったり。inktransさんの表現される浮遊感ってほんと他では耳にしたことがなくて、本当に独特で素敵です。自分は何にも情報のない状態で聞いても、あ、あの人の作曲かな?と思えるようなのが好物だったりするんですが、そういう好みにもスマッシュヒットするんですよね。

 特に3曲目の『mmgt(ままごと?)』は、曲中にもあるような絵本みたいなあっけらかんとした雰囲気があって好き…。あとやはり表題曲、4曲目の『at last』ですね。歌詞にもある(逃げ込んだのかもしれない)空想の世界と、手に入れられなかった(実現できなかった)現実との狭間でのふわふわとした気持ちを、少しダークに描いているのがとても印象的に感じました。

■Release Hallucination『Lovers in Abyss
http://releasehallucination.com/img/card_b.jpg

 はい、もうこの頭空っぽにしてカッコいいとだけ言いたい曲。今回1曲のみのシングルですがもう本当に素敵。まずリバーブのかかったBメロから続いてのサビ(最初のは1:42頃から)のリードボーカルとそれを追いかけるようなコーラスとの構成が昏く美しい。特にコーラス部のハモリ方がいいんよ…。ここは試聴でも確認できるところだから是非試聴だけもお願いしたいところ。そしてリリハルさんへ期待している通りの4:00以降の間奏部以降がほんとにたまらない。うねるベース部から始って、音数を増やしつつ展開を激しくしていき、徐に始る5:10辺りからのギターソロ。その後、6:00過ぎから入れ替わるように奏でられるやや重ためキーボード・すかさず被されるコーラスに、Cメロ直前の展開…(溜息)。そしてその後にコーラス無しで続く抑制的なサビ部での溜め、待ってましたの大サビと…。ふぅ、とんでもないですね。

Dolores

ロリィタノイロォゼさんのM3-2018春新譜「Dolores」です。

こちらのサークルさん、これまで買い続けていながらも、実はこれまでに一番喰らったのは2014年春にRibbon Citronさんから出た「シャルロット・キャトルのジョハリの窓」収録の「b」が最推しの楽曲だったりします。自分はM3でも全体でそこそこの音源を買っていますし、それ以外でも色々聞いていますが、その中でも、購入から何年もたった後もふとメロディが頭を想起する楽曲は多くはありません。「b」はその一つということで結構強烈に心に留めています。

そして本作「Dolores」は、その「b」にも負けず劣らず自分の中に印象深く残る一枚になりそうだということで、久々に単発で取り扱ってみたりした次第。さて、ロリィタノイロォゼさんはりみゆさんが主催されている(多分)個人のサークルさんで、基本的にはピアノの弾き語りとそこに載せる歌声・コーラスで構成されるかなりシンプルなサークルさんです。特長としてはとにかく耽美で美しい、詩的な世界観でしょうか。大体が残響感のある幻想的な空間音楽になっています。自分の主観としては今作では特に、ミックスの美しさだったり、アレンジ上の工夫が世界観の構築に寄与しているところが際立つな、という印象です。聴くシーンとしては、夜の散歩など本当におすすめいたします。ベストマッチ。

さて、トラックリスト。
01 名と声
02 Mercredi Gris in "Z"
03 noce -ノス-
04 Lost in admiration
05 名と声(no answer)
06 Mercredi Gris in "Z"(the ghost in the machine)
正直全体通して好きな曲ばかりでこれが、と言い辛かったりします。最近やってませんでしたが、あえて一曲ずつ(少しだけですが)取り上げてみます。

まず1曲目「名と声」。メロディと詩が渾然一体となった堪らない一曲。サビ(だと思われる)、『遺伝的アルゴリズムを~』から始る流れは「b」を彷彿とさせる、音階を駆け巡るような軽やかさがあります。また、この曲は5曲目に入っているメインボーカルを抜いた所謂カラオケ用トラックが素晴らしい。バックのコーラスと音声は残してあるのですが、それだけでも曲として成立してるなと思えるほどコーラスが重層的に張り巡らされていて、聞いていて飽きない、これだけでいっそ別の曲かのように感じる美しさがあります。

2曲目は「Mercredi Gris in "Z"」。Mercredi Grisはフランス語で「灰の水曜日」ということで、キリスト教圏では意味のある日らしいのですが、すみません、自分はほぼ意味が掴み取れません。この曲も1曲目に負けず劣らず、メロディ・バックコーラスが合わさった美しさが魅力ですが、特に、最後の一節でカットインしてくる男声コーラス。これが入ってから終盤のクライマックスまでが綺麗です。

3曲目は「noce-ノス-」。前2曲と比べると全体的に素直で、世界観としてもかなり甘く優しいもの。歌詞を読んでみると、まるで結婚式で相手への愛を語るような曲です。この曲、なぜか最後にパッヘルベルのカノンが流れるんですよね。なんか意味あるのだろうか。自分の理解力レベルではそこまで迫れない悲しみ。

4曲目は「Lost in admiration」。珍しく、英詩且つ、歌声とメロディに機械的な加工(ノイズ含む)が入っています。3曲目の「光」から打って変わって、切迫感や失われた(失われる?)相手へ想いが強調されるドラマチックな楽曲です。この曲は、サビ部の「Lost in」から始るフレーズがかなり印象的なんですけど、これがまた、和訳の歌詞と対照してみると、本当にじわじわと来るんですよね。English Translationと書いてあるので、元々は和訳側で作詞して英訳後に歌唱されたのだと思うのですが、だとすると、この英訳はとにかく美しすぎる。音楽のための英訳になっていて、本当に感動してしまいます。

前作であった、セルフライナーノーツがあれば、読んでみたい(本家に丸投げ)。しかしこれはよかった。

M3-2018春、皆様今回もお疲れ様でした。天気良くてよかった。
今年も人が多かったです…よね? プチ行列に何度も出くわしました。


さて実は自分、いつもはM3関連では最小限の買い物のみの滞在という
割とストイックな参加の仕方をしているのですが、今年は少し変化がありまして、
翌日に開催されたM3日程合わせのライブとか参加しちゃいました。超簡単にレポ。


■のらねこ秘密結社
 http://mamyukka.tank.jp/noraneko/


普段から仲の良い、4つのサークルさんの合同イベントですね。
(THE ROOM OF SHOW IKEDA、A little bit、幼蚕文庫、Mamyukka)


自分としてはMamyukkaさん、幼蚕文庫さんが主な目当て。
どちらもほぼ全作品入手させていただいているかと思います。好き!(挨拶)
2月にもこの2サークルの合同イベントに初参加させていただきまして、
それに味を占めての2度目の登板という感じです。


総評(雑感?)としては、


・かや子さんの歌声生で聴いても本当にかや子さんで、2回目でも超感動。
 派手な曲がないからと言って盛り上がらない(ダレる)なんてことはなく、
 ピッと場が張りつめる感じがあってとてもよい。独特。
 一方で、まようらでやった「大様の耳はロバの耳」に加えて、
 「アボカド」(アップテンポな曲)もセトリに入っていて、
 これライブでやれるんだ、とちょっと感動したりも。
 あと、「初恋わるつ」よかったです。


・まめこさんの千変万化な声音はライブでも健在。凄い。
 Mamyukkaとしてではなく、ソロとしての活動もしていることもあって、
 そちら側のファン勢がアツい。自分以外の野郎はほぼまめこさん勢なのでは。
 深海図鑑の曲とかやってくれて本当に嬉しかった。
 コミカルな声が分かりやすく目立つけど、シリアスも素敵なんですよね…。


・ハルキさん、前は結構新譜買っていたんだけど、(正直に言うと)
 最近個人的にはややマンネリ感を感じていて優先度落としておりました。
 しかしこれがまた、ライブだと凄く映える。
 Mamyukka、幼蚕文庫とかは個性の暴力みたいなところがあって、
 それが故に現実舞台での再現に苦労しながらのライブである一方で
 ジャジーでもロックでも素直に格好いいA little bitのステージは
 ストレートにハルキさんの歌唱力が光る。アダルト!
 ちょっとまたじっくり聞きたいなぁと思わされました。音源も聴こう。


・奨さん、実はほぼ初。
 クリスマスの企画CDぐらいでしか知らなかったので、
 やさしい系、かわいらしい系なのかな?って思っていたら、超ロック。
 メインで活動されてた時期を存じ上げなかったんで、驚きました。
 あとメチャ大阪のおばちゃんでそこもギャップ。
 事前にTwitterで告知されてたFighterって曲がすごくよかったです。
 今回のライブは急遽決まったってことで、歌詞に不安ありながらで、
 ちょっとパフォーマンスが出てなかったところもあると思われるので、
 万全の奨さんのステージを見てみたいなぁと思いました。
 まずは手術、うまくいくことを祈っております。


・オッカさんもうほんと大好き。
 ライブ後の交流?イベントで愛を伝えたかったが、普通にキモいなと
 思い直して離脱してしまった。ああいうところで演者の方々と距離を
 詰められる人たちってちょっと羨ましい…。(陰の者感)
 ペンさえ持っていたら、オッコレへのサインとかもらいたかった涙


  • FGOイベが復刻で、あまり注力しないでいいのがありがたい。
  • QoW、春新譜延期とのことで悲しい。夏コミに変更かー。夏コミには足運ぶ予定ないので、秋までお預け。
  • 前回気に入った「Tail'z」さん、3末で活動終了とのこと。てか14年やられてたとは。もっと早めに知りたかったですねぇ。
  • 雲収集業者さんの活動継続も危うそう。新譜お待ちしています。

    これいい曲だったからみんな聞いて!><
  • 光ノ巣さん、名を新たにシンガーソングライターとして活動されていた件。世の中的にチャレンジングなので、これはこれで頑張って欲しいところです。
  • GoldFishはまたも新譜延期とのこと。最早伝統芸とは言え、焦らすなぁ。無料配布されるらしいデモ音源、あえて貰わない選択肢もあるなぁとも思いつつ、悩み。
  • とりあえず一旦以下でFA 予算都合で削りまくってしまって涙 今回はやけに膨らんだなぁ。とは言えあとは現場でのノリ。結構復活してしまうかもしれない。


ブースサークル名アルバム名
A03滅茶PIPEBlue cloud / Fox hunter
E13aLast Labyrinth The Angel's Message
J03astellatramEXEC_COSMO=COCOON/. DL用QRコード
M01abMSS Sound System feat. ShiroroTime warp love
M11bDUGEM RISING JMBS SINGLE COLLECTION VOL.8
M13bEternal MelodyEnd Of The World
N07bぷにぷに電機SweetFantasicDreams
Q02aAB-Sounds x Jewel RecordsNEW-GENE
R30aen;Dolphin records Parallel Pancakes ~PANDRA CUTIE~
あ16aMALKILIYA新譜じゃないやつをなにか
あ14abHollow MellowGateau Chocolat Catharsis
い16aGLUEWAVESSimulacra
う04aCHIRONEXPunishment for the Liar
う05aRelease hallucinationLovers in Abyss
う11bElymusia 旅立ち ~遠き日に沈むは呪われし理想の王と亡骸の物語〜
う15benigmatic bluecreep not loop
う28bXiloroMONSTER
う37aMetomate自由と銃と十三の鎖
え22bTHE ROOM OF SHOW IKEDAhananoen
え31asakuraCafestoria
え38aカケルスタジオ あの日と群青の空
え41aいつきんぐだむビタミンノーツ
お01bC.H.Scomplete deposition
お05b無理レコーズPrintemps
お26bsomuniaRoom No.001
お27aコトノハルカナCandy Pop Party
お27bアインシュタインズ無料配布(過去曲)
お29aMamyukkaのらねこ秘密結社

stardrop teatime


Occole-Okka Works Collection-
お0bVerALLMIRAI
お31bロリィタノイロォゼDolores
お36bトピア魔法少女幻想曲
お39aセイントジェームスMUSIC I Fell In Love
か01bConfetto Pinky blossom
か02abMISLIAR Mystic◆Borderline
か07bLilyphaこれまでのCDの楽曲解説ペーパー等
か08bPowerless SoundsAVALON
キ02ab葉月ゆら虚構の楽園
キ08ab7uta.comサクラドライヴ
キ10aこすもぽりたん L'oiseau Bleu
ク15xPulse Plum幻想終末世界線
ク17x白衣とMonocle Phantom Protocol -Ⅰ
ケ33aにゃーろんずランドルトドーナツ


徒然にゃるままに
コ13aPrismagicAprire
コ15aないしょの音楽館MEMO
コ23binktransAt Last. (通常版)


Complex
サ04apriere*ルールブルー
シ03aすかいあ星めぐりの回顧録
シ17bautumnbaguetteOp.7の庭園水
ス01abABSOLUTE CASTAWAY ASTRO=GRAPH
ス04aRigël TheatreRinn Ding Dong - L'avenir de la Flesvelka -
ス16aUtAGe PIANISITY
ス17aお月様交響曲Ricorrdi


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