同人音楽感想雑記

同人音楽の感想をメインになにかを書き捨てていきます。雑食。

カテゴリ:同人音楽感想 > mamyukka

M3お疲れ様でしたー、という話も勿論あるのですが、
(今回は一瞬雨がパラついたものの実に天候に恵まれましたねぇ)
実はその前日にMamyukkaさんのハロウィンライブがあったのでした。

※演奏もトーク内容も、とにかく何もかも最高だったのですが、終わって即座にM3の予習に頭を切り替えたのもあって色々うろ覚え…。とは言えせっかくなので覚えてる限り書き留めとこ!という内容。とりま箇条書きベースです。

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■タイトル:Mamyukka Halloween Party(マロパ)
■日  時:2018年10月27日(土)open13:15/start14:00
■場  所:新宿グラムシュタイン@東新宿

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mamyukkaさんのM3秋新譜「深海図鑑」になります。

mamyukkaさんはミュージカル成分多めの物語音楽系サークルさんで、もう活動も5年ほどになられてるのでそろそろ常連・老舗感が漂ってきてますね。初期作と比べると、最近の作品はSEや台詞、音の盛り込み方が熟れてきていて凄く安心して楽しむことができます。雰囲気を作るのがすごく上手いのと、メロディーがとにかく魅力的なので、コンセプトにピンと来ればツボに嵌ること間違いなし。

さて、今作のテーマは「深海」ということで、なんじゃそれと最初思ってましたが歌詞カードに導入のシナリオがちゃんと記載されていました。あんまり中身のネタバレもよくないので、特設サイトからちょっと引用。

一度しか会ったことがない祖父が亡くなり、その遺産として彼の自宅兼研究所を受け継ぐこととなった少女、カイ。母と共に、遠い遠い海辺の田舎町に辿り着くと、そこには海の上に建つ機械じかけのカラクリ屋敷が待っていた。屋敷の中はよくわからない実験器具、大量の本、恐ろしげな生物標本の山。そしてその本の中から、カイは彼の深海図鑑を見つける――

というような感じで、「深海図鑑」を片手に祖父の足跡を辿りつつ深海を巡る、短編連作のような作りの作品です。そして聞けば分かるのですが、深海という言わば異界特有の妖美な、そしてロマンチックなイメージが表現されているのが今作ならではの特徴でしょうか。mamyukkaさんの作品は基本的に好みの傾向に近いのですが、今回はその中でも抜きん出てますね。2011年春の「天体カタログ」がこれまでの中でのベスト選出だったのですが、それに並ぶぐらいの大ヒットです。これまでmamyukkaさんに手を出してないって方にはこの2枚はとりあえず聞いてほしいですねぇ。

さて、トラックリストはこちら

01.深海エレベーター
02.深海図鑑
03.蒼の海底都市
04.アロワナ進化論
05.Monsieur de Mendaco
06.やみのそこで

01.の深海エレベーターはインスト曲ですが、もしかしたら白眉はこの曲かも。物語の幕開けとしての位置づけの作品ですが、役割の全うぶりが本当に素晴らしいですね。名前の通り深海へとつながる長大なエレベーターがテーマの曲ですが、重々しい雰囲気と徐々に沈降していく様がまるで目に浮かぶようです。これでもかというぐらいに、わくわく感を掻き立ててくれますね。そしてその雰囲気を引き継いで続く02.深海図鑑。遺品の深海図鑑を片手に深海を旅する姿が楽しげですね。サビの歌詞上で取り上げられる耳慣れない深海生物の名前が凄くいい雰囲気を作っていると思います。

03.蒼の海底都市は少し珍しい男性ボーカル曲。若かりし祖父がかつて偶然たどり着いた海底都市がテーマ。祖父がいかに深海に取り付かれて恋焦がれたか、という熱い思い(盛り上がり)が歌声から伝わってくるのがグッド。このボーカルの方(しゅーずさん)、歌ってみたで活動されている方なんですね。まったく知らなかったんですが、動画ではエロティックな歌い方している作品が伸びているみたいなので、少し意外な感じ。04.アロワナ進化論は深海で見た夢…? なんというか表現するのが難しい曲ですが全体的なオシャレな曲の雰囲気の中、夢の中で出会ったお姉さんが纏う不思議さが際立ちますね。今回唯一台詞があるのがこの曲。

05.
Monsieur de Mendacoは童話的な一番の異色作。みんなのうたとかで流れてそうですね。設定が深海をモチーフに祖父が主人公に遺した絵本、ということのようで、一聴してその辺掴めるのは凄いなぁと思いました。やりたいことが表現できてるってのは、すごくポイント高いです。06.やみのそこで はアルバム全体としてのアウトロ、といった趣。わずか一分ほどの曲ですが、海の底の静謐な様子と、それでいて確かに息づいている生命、というところが感じ取れます。

というわけで、今回は当たりのmamyukkaさんでした。毎回色を変えた作品出してくれるので、合う合わないにかかわらず今後とも楽しみです。

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